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【開催報告】第11回日本がんサポーティブケア学会 特別企画に登壇しました~「患者力を引き出すケアとは何か ― 多職種で考える Patient Empowerment」~

  • 13 時間前
  • 読了時間: 3分

 2026年5月16日、第11回日本がんサポーティブケア学会学術集会(富山)にて、特別企画6「患者力を引き出すケアとは何か ― 多職種で考える『Patient Empowerment』」に登壇しました。

 今回は、医師・看護師・薬剤師・リハビリ職・MSW・心理士・栄養士など、多職種の皆さまとともに、「患者力とは何か」「患者さんの力を支える関わりとは何か」をテーマに、講義と事例検討を行いました。


多くの方にご参加いただきました

当日は、さまざまな職種・立場の方々にご参加いただきました。アンケートでは、参加者の半数以上が看護師であり、医師、薬剤師、リハビリ職、MSW、心理士など、多職種での対話の場となりました。


満足度は「4以上」が100%

企画全体の満足度では、

「5(非常に満足)」83%

「4」17%

という結果となり、4以上が100%でした。


また、

「現場でよくある事例や場面だった」

「患者さんとの関わりを改めて学ぶ機会になった」

「患者の反応には必ず意味がある、という言葉が胸に沁みた」

など、多くの感想をいただきました。


「明日から役立つ」と感じた方が95%以上

「今回の学びは明日からの診療に役立ちそうですか」という質問に対しては、

「5(非常に役立つ)」72.3%

「4」23.4%

と、95%以上の方が高く評価してくださいました。


参加者からは、

「患者力は個人の能力ではなく、関係性の中で育つもの」

「患者がどうするかではなく、我々がどう変わるかが共感できた」

「病ではなく患者自身を見てくれていることが本当の医療者の力」

といった声も寄せられました。


多職種で“対話する”ことの意味

後半の事例検討では、グループワーク形式で、患者さんとの関わりについて多職種でディスカッションを行いました。


アンケートでは、

「他施設・他職種の意見が聞けて勉強になった」

「自分の関わりを承認してもらえた気持ちになった」

「共感し合え、自身の看護に自信が持てた」

など、“学び”だけでなく、“支え合い”にもつながる時間だったことが伝わってきました。


一方で、

「もっとグループワークの時間がほしかった」

「資料を配布してほしかった」

「患者・ピアサポートの視点ももっと聞きたかった」

といった、今後につながる貴重なご意見もいただきました。


「患者力」は関係性の中で育つ

今回あらためて感じたのは、「患者力」は患者さんだけに求められるものではなく、医療者との関係性の中で立ち上がる力だということです。


患者さんの怒り、不安、沈黙、拒否――

その反応を“困った反応”として扱うのではなく、「その背景には何があるのだろう」と立ち止まること。その姿勢そのものが、患者さんの安心や主体性を支えていくのだと思います。


今後に向けて

アンケートでは、「医療者がリードする患者力向上の全国ワークショップ」の案内希望が76.6%にのぼりました。

今回の出会いや対話を大切にしながら、今後も、患者さん・ご家族・医療者がともに考え、支え合える場をつくっていきたいと思います。


ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。



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